スビンゴールドコットンとは?その特徴と、ものづくりに込めたこだわり

世界には数えきれないほどの綿花がありますが、その中でも“幻のコットン”と呼ばれる特別な綿が存在します。それが「スビンゴールドコットン」です。
希少性と生産量
スビン綿は、「インド綿のスジャータ種」と「シーアイランドコットンのヴィンセント種」という、どちらも高級綿の血統を受け継いだハイブリッドなコットン。そのスビン綿の中でも、特に品質の良い1番・2番摘みの綿花だけを選別したものが「スビンゴールド」と呼ばれます。
その希少性は極めて高く、全世界で収穫される綿総生産量のおよそ0.003%ほどと言われています。収穫量が限られているため市場に出回る数もごくわずか。まさに“幻の綿”と言える存在です。
繊維の長さと細さ
スビンゴールドの魅力を語るうえで欠かせないのが、繊維の「長さ」と「細さ」。
長くしなやかな繊維は、糸にした際の毛羽立ちを抑え、驚くほどのなめらかさを生み出します。
サンホーキン綿や高級綿として知られるスーピマ綿と比べると、スビンゴールドの繊維の長さがお分かりいただけると思います。

私たちのブランドでは、このスビンゴールドコットンを贅沢に使用し、日本製のものづくりにこだわった、日常に纏える上質なメンズ服を生み出しました。

1.スビンゴールドコットン 100番手単糸 極細番手スムース 半袖Tシャツ

「肌触り・透けない・高級感」を兼ね備えた究極のTシャツ。
ややゆったりめのシルエットです。
リピート購入も多い、circlelaboの人気商品です。

06.jpg__PID:a7da1b50-d5a5-42b5-a7eb-c9e6655754d5このTシャツは「100/1 スムース」=「100番手の単糸で編んだスムース生地」で作られています。
糸の番手は数字が大きくなるほど糸が細く、生地としては薄く繊細な生地に仕上がります。100番手のような極めて細い糸は通常ドレスシャツなどに使われ、Tシャツに使われることはあまりありません。極細番手の糸が持つ滑らかさを生かし、「スムース」という生地表面が滑らかな編み方に仕上げることで、格別の肌触りを持つ生地が完成しました。「100番手の糸はTシャツとしては珍しい」と記載しましたが、その理由は生地が薄い=透けやすくなってしまうからです。
しかし、このTシャツではその薄い繊細な生地を2重使いにすることで、透けにくい生地に改善。白い生地でよく聞かれる透けやすさへの心配をなくし、これ1枚で着ていただけるTシャツに仕上げています。
実際に手のひらを当ててみても、肌の透けが目立ちません。

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2.スビンゴールドコットン 80番手三子糸 天竺編みTシャツ
スビンゴールドコットン 80番手三子糸 天竺編み スプリットラグランTシャツ

こちらも同じスビンゴールドを使用したTシャツです。
肩線をあえて前に落としたアクセントデザインと、前身頃と後身頃で肩部分のデザインが異なるスプリットラグランデザインの2種類があります。

<肩線アクセントデザイン>

<スプリットラグランデザイン>
特徴は非常に珍しい「三子糸」の生地であること。
三子糸(さんこいと)とは、一本の糸の中に「三本の糸」を撚り合わせて作られる糸のことです。一般的な単糸や二子糸に比べて、三子糸はよりしっかりとした構造を持っており、細い糸を三本撚り合わせることで、丈夫さとしなやかさを同時に実現できます。
つまり「丈夫でありながら柔らかい」という相反する特徴を両立させた特別な糸です。

生地の質感としては、先ほどのスムースに比べると少しサラリとした感触です。

カジュアル感ときれいめ感を兼ね備えているので、オンオフ問わず着られる一着としておすすめです。
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製品の詳細はこちら(スプリットラグランデザイン)>>

その他、スビンゴールドを使用した鹿の子ポロシャツ(半袖・長袖)もご用意。
詳しくはこちらをご覧ください。
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【秋冬に】スビンゴールド × 鹿の子編みの長袖ポロシャツ

スビンゴールドコットンは、ただ希少というだけでなく、その肌ざわりや光沢感、耐久性においても特別な魅力を持っています。その価値を日常の中で感じていただけるcirclelaboのアイテムで、ぜひその違いを確かめてみてください。

circlelabo(サークルラボ)-日本製メンズファッションのファクトリーブランド
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※下記住所の店舗にてご試着・ご購入も可能です。
大阪府大阪市旭区中宮1丁目2-22
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月曜休業